GAFA vs. MSFT
GAFAという本が流行ったせいもあって、FANGという言葉はあまり聞かれなくなりました。
FANGが意味していたのは、Facebook、Amazon、Netflix、Google。
これらの4社を比べた場合、
Amazonの時価総額を仮に100とすると、Facebookは58、Google は88なのですが、
Netflixは17しかありません。
大学生や高校生のグループに小学生が混じるような感じで、
Netflixを入れて4社を一括りとすることには
そもそも無理があったように思います。
だとしたら、Netflixを落として、Amazonと時価総額的には同規模のAppleを入れた方が分かりやすい・・。
ということで、最近ではGAFAという言葉の方が良く使われるようになりました。
そのGAFAの決算ですが、Appleが昨日四半期決算を発表したことで、
先週から始まった一連の決算発表が終わりました。
各社の四半期決算に対する投資家の反応は以下の通り(「投資家の反応」と言っても、かなり私の主観が入っています。なお以下のカッコ内は決算発表直後の株価)
- Google:予想していた通りあまり良くはなかった(株価は下落)
- Apple:iPhoneの売上は前年同期比▲17%。しかし全般的に予想していたほど悪くはなかった。iPadやウォッチ等は良かった。増配や自社株買増加も高評価(株価は上昇)
- Facebook:予想通りで、比較的良かった(株価は上昇)
- Amazon:期待していたほど良くはなかった(株価は下落)
さてGAFAの影であまり目立たなかったのですが、最近好調なのがマイクロソフト(MSFT)。
決算も好調で、時価総額は1兆ドル(112兆円)を超えて、現在世界1位。
アップルも昨日の決算発表後、After-Hour で値を上げ、時価総額9,930億ドルと迫ってきましたが、まだMSFTがリードしています。
GAFAを相手に、驚異の復活劇を遂げたMSFTですが、その立役者のナデラ氏については、これまであまり知られていませんでした。
ということで、手にしたのが『Hit Refresh』。
現在まさに読んでいる最中なので追ってまた読後感を載せます。
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