チャイコフスキー国際コンクール
4年に1回の頻度で開かれるチャイコフスキー国際コンクール。
数々の著名な芸術家を輩出してきたコンクールとして有名ですが、ピアノ部門では出場者がどのピアノを選ぶかも注目の的。
2015年6月にモスクワで開かれた第15回コンクールの際には、ヤマハの中田卓也社長も会場に足を運びました(その際の模様が当時日本でテレビ放映されました)。
4年前のこのときは、予選を勝ち抜いた出場者36人のピアニストたちが選んだのは、スタインウェイが26人、ヤマハは4人。
しかし決勝に進んだ6人は、全員がスタインウェイを弾きました。
実は、これについては、かつて『“近未来”を見据えた投資術』として記事にしたことがあります(『こちら』)。
さて、時が経つのも早いもの。
昨日(モスクワ時間17日)は第16回チャイコフスキー国際コンクールの初日でした(組み合わせの発表)。
そして明日からはいよいよ予選が開始。
日本人の出場者は9名で、ピアノ:藤田真央、ヴァイオリン:服部百音・北川千紗・毛利文香、チェロ:水野優也・佐藤晴真・上野通明、フルート:齋藤志野、チューバ:夏目友樹。
そしてピアノ部門では、どのピアノが選ばれるかの戦いも注目の的。
今回はスタインウェイ、ヤマハなどに加えて、中国のYangtze River Piano(長江)も公式ピアノに採用されることになったのだとか(『こちら』)。
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