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2019年10月20日 (日)

デイリー新潮

昨日のデイリー新潮にインタビュー記事が掲載されました(『こちら』)。

『老後2千万円不足問題の最適解 50歳から「ダウ平均」に投資するメリット』という記事なのですが、

内容的には、拙著『人生100年時代の正しい資産づくり』のエッセンスを抽出したような記事になっています。

なぜ日経平均よりもダウ平均の方が高いリターンを上げてきたのか。

その理由は、上記のインタビュー記事や拙著に譲りますが、

たとえば日経平均の過去20年間の年率平均リターンが1.1%なのに比して、

ダウ平均は4.9%(myIndex、9月末データ)。

100万円を投資するとして、日経平均の方は20年後、124万円。

ダウなら260万円。

(もちろん、これは将来が過去の実績と同じリターンで推移するとの大胆な仮定での話。また為替レートは無視しています)。

もう少し分かりやすくグラフで示すと下記のようになります。

Dow

ピンク色がダウ、水色が日経平均です。

この間、例えば2013年3月には黒田東彦氏が日銀総裁に就任。

その後、13年4月に第一弾の「量的・質的金融緩和」、

14年10月に第二弾の「量的・質的金融緩和の拡大」、

16年1月に第三弾の「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」、

と立て続けに「バズーカ砲」と称される大胆な金融緩和の施策を実施してきました。

にもかかわらず、ダウ平均の方が、より高いリターンを上げ得てきています。

まぁ、そうは言っても、大切なお金の話です。

投資の世界に足を一歩踏み出すか否かを含め、慎重に検討されることをお勧めします。

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