ギリアド・サイエンシズ
昨日の米国株市場はまたしてもコロナ市場とでも言うべきものでした。
ギリアド・サイエンシズのレムデシビルの効果を疑問視する中国の治験報告書の草稿がWHOのミスで誤って公開されました。
このニュースに反応し、ギリアドのみならず米国の株式市場が全般的に下落。
その余波は本日の日本株市場にも波及しました。
中国の治験は、患者237人を対象としうち158人にレムデシビルを投与、投与者と非投与者との間で有意な差が認められなかったというもの。
ニュースに対して市場は大きく反応しましたが、後になって、中国とWHOという組み合わせで政治的な臭いも感じるといった反応も・・。
少なくとも米国の株式市場関係者の間ではコロナの治療薬として最も期待されていたのがレムデシビルです(日本のアビガンに関しては残念ながら米国マーケットはあまり反応しません)。
時として人類最後の砦とさえも言われ期待されてきたレムデシビルがもし効果ないとすると「絶望」といった言葉さえチラつきます。
そう言った意味で、中国・WHOのニュースは米国株式市場全般を大きく下げるほどのインパクトに繋がりました。
なおギリアドのChief Medical OfficerであるMerdad Parsey博士( MD、PhD)は下記の通り声明文を発表(クリックすると大きくなります)。
ウォール街の雰囲気も現在では、
「前回発表されたシカゴ大学でのデータのみならず、米国での治験データがこれから先、月末にかけて続々発表されるはず。
もう少し落ち着こう」
といったものに変わりつつあります。
希望の灯はまだ消えていません。
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