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2020年5月 6日 (水)

バークシャー・ハサウェイ株主総会

4時間半にわたる株主総会。

89歳のバフェットがほとんど一人でずっと話していました。

私はここ数年何らかの形でこの株主総会を見てきましたが、今年はやや異例に感じました。

「アメリカの未来は明るい」

「Never bet against America(将来アメリカがダメになるといった賭けをするな。そんなポジションは取るな)」

というのは、いつも通り。

今年が違うのは、これから先1年後くらいまでの見通しに対してバフェットが極めて慎重であったこと。

「Anything can happen(なんでも起こり得る)」

「Be careful about how you bet(ポジションを取るにしても注意した方がいい)」

「Market can do anything(市場ではどんなことでも起こり得る)」

といった言葉が何度も出てきて、

私はバフェットが実のところ、この先1年くらいまでをかなり悲観的に見ているのではないか

と個人的に感じました(あくまでも私の個人的感想です)。

総会の締めくくりの言葉も

「We may have unpleasant surprises, but never bet against America(この先、嫌な驚きがあるかもしれないけれど、アメリカがダメになるとの方向に賭けるな)」

でした。

4時間30分に及ぶ総会は『こちら』の動画で見れます。

動画の最初15分間はただ画面が止まっているだけ(下の目盛を動かして飛ばしてください)。

総会が始まるのは61分くらいから。

5時間28分くらいまで続きます。

それにしても全てがオンラインで行われた株主総会。

日本の会社法でもオンライン形式による株主総会が可能なのでしょうか。

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