クラスメートが文化功労者に
まさか同級生から文化功労者が出るとは思ってもいなかったのですが、
高校時代のクラスメート、大石進一さんが今年度の文化功労者に選ばれました。
2008年大石さんは、
「なぜ精度保証付き数値計算の研究を追求したか -私の研究の原点-」
と題する文章を、
『電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review』(『こちら』)に寄稿していますが、
以下はそのアブストラクト部分です(原文のまま)。
「筆者は1976年の卒論より研究をスタートしました。
すでに32年間研究に携わってきたことになります。
筆者が精度保証付き数値計算の研究に移ったのは1990年のことです。
以来本分野で研究を続けてきました。
精度保証付き数値計算の研究に移ったのは筆者なりの必然性があります。
1990年当時の精度保証付き数値計算の研究は実用的ではないと考えられていたような気がします。
実際、数百次元の連立一次方程式の精度保証が精一杯の感じでありました。
現在では特殊な構造を持つ方程式であれば一億次元の連立一次方程式でも精度保証できるようになり、
精度保証付き数値計算は実用の段階に至っていると思っています。
筆者の研究がこのようなブレイクスルーに貢献できたと考えておりますが、
本稿ではこのような精度保証付き数値計算の研究の発展と筆者の研究の個人史の交錯
を描かせていただきました』。
下記の写真は月刊『文藝春秋』(2018年1月号)の「同級生交歓」の頁。
左端が私でその隣が文化功労者の大石進一さんです。
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