DX(デジタルトランスフォメーション)熱狂相場の終焉?
昨日(月曜日)の米国。
朝6時45分(日本時間20時45分)にファイザーが『開発中の新型コロナウイルスワクチンの臨床試験で9割以上の被験者に感染防止効果がみられた』との初期データを発表しました(『こちら』)。
すると取引時間開始前にも係わらず、株価(Before Market Trading)が一斉に動き始めます。
ズームはいきなり500ドルから430ドルまで急落。
ダウは上昇。
取引開始後もこの流れは加速し、ダウ平均は一時1,610ドル高の29,933ドル(史上最高値)となりました(月曜日の終値29,157)。
一方のたとえばズームですが、一時は402ドルまで下落(前日比▲20%)、最終的に413ドルで引けています。
以下、引け値(前日比)で主なものをピックアップすると:
【上げたもの】
ダウ 29,157(+2.95%)
S&P 3,550(+1.17%)
ウーバー 48.18(+7.38%)IPO後、最高値(ウーバーイーツよりもライドシェアの部分に注目)
トリップアドバイザー 24.31(+21.67%)
ディズニー 142.59(+11.87%)
【下げたもの】
ズーム 413.24(▲17.37%)
ネットフリックス 470.50(▲8.59%)
NVDIA 545.23(▲6.40%)ー ゲーム機、ゲーム用PCにはNVIDIAのエンジン(GPU)が搭載されています
アマゾン 3,143(▲5.06%)
フェイスブック 278.77(▲4.99%)
窓の外に目をやれば、米国では新規感染者や死者数も相変わらず凄い勢いで伸びているのですが、
「マーケットはコロナ後の世界を見て動き始めた」ーそんな気がする月曜日の相場でした。
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