ハリウッドと日本のコラボ
米国のコンサート市場の規模は3兆6000億円。
本日(米国時間昨日)のMarketWatch(ウォール・ストリート・ジャーナルの兄弟会社)によると
「この市場が新型コロナウイルスの影響で動揺を余儀なくされている」(『こちら』)。
この空いた空間を埋めるべく、米国ではバーチャルコンサートの市場が形成されつつあります。
上記の記事によると、実際にインタラクティブな形でコンサートに参加できるプラットフォームを提供するのが、ベンチャー企業の「アニフィー社」。
アニフィー社は、日本と米国、両国の経営陣、技術、資金がコラボした形で運営されている会社。
ハリウッドの著名なプロデューサー、パトリック・ウッドランド氏や、グラミー賞を受賞したプロデューサーのジョン・エッチェン氏などが同社に参画(両氏とも同社副社長)。
同社ウッドランド副社長によると、
「当社の事業は、コロナウィルスの前から始まっています。Anifieは、もともとは、引きこもりの人や家から出れないような人達のために設計されました。インタラクティブな音楽とコミュニティは、傷ついた心を癒やし、人々を寄せ集め、忘れられない瞬間を作り出せます」
とのこと。
困難な時に新たな事業が生まれる・・。
今年3月にセコイアが投資先のCEOたちに送ったレター(『こちら』)の言葉を思い出しました。
「多くの、後に伝説となるような会社は、困難の中で、鍛えられ磨き上げられてきた。・・制約は(思考をつかさどる)心をフォーカスさせる。そして創造性を産み出す肥沃な土壌を提供する」
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