ブレイクスルー賞
10月になりました。
来週月曜日(日本時間)からいよいよノーベル賞が発表になります。
ところで、これから先の将来、ノーベル賞の対抗馬となるのかどうか、ブレイクスルー賞(『こちら』)について・・。
少し前のニュースですが、9月9日に発表されました。
受賞者は5つの分野にわたり、賞金は各受賞分野(複数人のケースも)につき3億円、賞金総額は約15億円にも及びました。
(日本の新聞には香取教授と望月教授の受賞のニュースしか伝わらず、全体像が分からなかったので、まとめてみました)。
5つの受賞分野のうち、生命科学の分野では、次の3分野に生命科学ブレイクスルー賞が授与されました。
(1)mRNA therapies関連の功績で、Katalin Karikó氏(独ビオンテック社) and Drew Weissman(米ペンシルバニア大学教授)
Katalin Kariko(From Wikimedia Commons)
(2) the next generation sequencing technologiesで、 Shankar Balasubramanian(ケンブリッジ大学教授), David (ケンブリッジ大学教授) and Pascal Mayer(仏企業AlphanososのCEO)
(3)amyloid diseasesの研究でJeffery W. Kelly教授
次に、
(4)基礎物理学ブレイクスルー賞は東大の香取秀俊教授と米国NIST(国立標準技術研究所)とコロラド大学のJun Ye氏。
(5)数学ブレイクスルー賞は京大の望月拓郎 数理解析研究所教授。
5つの受賞分野のうち、2つまでがCovid-19関連というのが特徴的。
また日本人が2名選出されたのも嬉しいニュースでした。
ところで、ノーベル賞の方は、
(1)ノーベル文学賞選考関係者の夫にレイプ疑惑が浮上、2018年文学賞選考が見送られた
(2)平和書について政治的だとの批判がある(『こちら』)
(3)数学賞がない
といったことがこれまでも言われてきました。
権威という観点からすれば、ノーベル賞の右に出る賞はないのでしょうが、ブレイクスルー賞が最初に発表されてからもうすでに9年。
年を追うごとに注目度が高まってきました。
ノーベル賞に対してブレイクスルー賞という「競争相手が出てきた」というのは、望ましいことだと思います。
と言いつつ、やはり来週から毎日発表されていく今年のノーベル賞に注目してしまします。
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