卒業生の0.3%がユニコーンを設立
ユニコーンとは時価総額が10億ドル(1130億円)以上の未公開企業(通常、創業10年以内)。
世界中で多くの起業家たちがユニコーンを設立しようと頑張っています。
日本では例えばディープラーニングの研究と開発を行う「株式会社Preferred Networks」が時価総額3500億円を超えると考えられています(『こちら』)。
「米国のビジネススクール卒業生たちは、はたしてどのくらいの割合でユニコーンを創業したのか」。
この点について、Ilya Strebulaev教授が調べました(『こちら』)。
調査結果によると、1997年から2019年までの間に、ユニコーンになったのは米国で538社。
これら538社のユニコーンを創業したのは、1356名(注:2~3人で共同して創業するケースが多いので会社の数より創業者の人数が多くなる)。
1356名の創業者のうち、ビジネススクールの卒業生は238名(注:在学中に起業して卒業しない人や、そもそもビジネススクールに行かない人が多い)。
トップのスタンフォードでも、卒業生1000人当たり3人でした。
下図は、トップ12校のグラフです。
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