「陶酔の罠」の避け方
「陶酔の罠の避け方」とは、ちょっと大げさなのですが・・。
これは今週の日経ヴェリタス紙、巻頭特集ページの副題。
一昨日に出演した日経CNBCテレビ『日経ヴェリタストーク』もこの内容に沿って番組が進行しました。
そもそも「陶酔の罠」とはどういうことでしょう。
景気を表現する際に、ユーフォリア(陶酔的熱狂)という言葉が使われますが、
「陶酔の罠」とは、株高が続き、浮足立っていると、ある日、突然「ドスン」とやられる・・。
そんなイメージでしょうか。
実際のところ、米国株は先週金曜日から今週にかけて、
29日(金)、1日(月)、2日(火)と、
3日連続で、3指標(ダウ平均、S&P500、ナスダック)ともに史上最高値を更新してきています。
こうなってくると、個人投資家の中にも『これだけ儲かった』とか、浮足立って自慢したくなる人が出てくるかもしれません。
これは「陶酔の罠」の前兆なのでしょうか。
私は必ずしも現在の状況が「陶酔の罠」へ続いているとは考えていないのですが、
一歩、引いて、冷静に考えるスタンスは続けていきたいと思っています。
一昨日の『日経ヴェリタストーク』。
『こちら』でご覧いただけます。
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