Dollar Averaging
若い時であれば、投資である程度失敗しても、本業の稼ぎで何とか挽回可能。
しかし定年退職した世代ではそうも行きません。
リスクは極力避けるようにしたいもの。
たとえば退職金の一部を株式投資にあてる場合、一気に投資して、その後、相場が急落すると悲惨な目に遭います。
そうしたリスクを回避する手段として、時間分散を考えては如何でしょう。
時間分散の一つの方法としてドルコスト平均法というものがあります。
英語で言うと、Dollar Cost Averaging あるいは Dollar Averaging。
たとえば退職金などで投資する金額が1000万円出来た場合、一気に投資するのではなく、毎月(あるいは隔月に)100万円ずつ定額に分けて投資していくという手法。
1回に投資する金額が定額なので、相場下落時には多くの株式数を購入でき(安くたくさん買えた!)、逆に上昇時には購入株数が減る(高い値段での購入は減らせた!)という特徴があります。
昨日日経新聞(電子版)にアップされた寄稿記事では、そんな方法も紹介しながら、これとは別にEB債など個人投資家が陥りやすい罠についても説明しました。
(写真は12月17日付日経新聞電子版より)
『こちら』でご覧になれます。
なお同じ記事が明日発売になる日経ヴェリタス紙にも掲載されます。
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