捨てることが重要
「2倍、3倍になった株は、もしかすると、もうこれ以上は上がらないかもしれないし、いま売れば確実にこれだけ儲かる。だから売りやすい。
一方で、買った後で、なかなか上がらず、買った時よりもむしろ値下がりしまった株もある。
そういった株は売れば損が確定する。だから売らずにしばらく持っていて、少なくとも買った値段以上になるのを待とう」
こう考えて行動する人も多いかもしれません。
しかしピーターリンチは全く逆に考えました。
自分のポートフォリオを見て、これまでのパフォーマンスがあまり良くない株、たとえば、売ることで売却損を計上するような株はむしろ積極的に売りました。
逆に2倍、3倍になってきたようなパフォーマンスの良い株については、「もっと上がるのではないか」と考え、持ち続けることが多かったと言います。
ダメな株は早く捨てる、これは言うのは簡単ですが、「こんな株を買ってしまった」と自分の過去の過ちを認める行為でもあり、行うのはそんなに簡単ではありません。
しかしコンマリ(近藤麻理恵)さんが言うように、ときめかない株はサッサと売るのにかぎります。
昨日の日経ヴェリタストークではそんなこともお話しました。
『こちら』で録画をご覧になれます。
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