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2022年7月 5日 (火)

供給不足から一転、需要減へ

「クルマを買おうとしたら、納車がかなり先と言われたので諦めた」。

これまで、こういった話をよく耳にしてきました。

半導体不足の影響か、とも思っていましたが、そんな中、マイクロンが決算を発表(米国の30日)。

すでにニュースで大きく取り上げられたので、読まれた方も多いと思いますが、

マイクロンいわく『著しい需要減衰に襲われ、即座にこれまでの供給成長軌道を減退させる行動に移している』とのこと。

以下、彼らのプレスリリースから(『こちら』の8頁)。

『第3四半期の終わり(岩崎注:マイクロンの場合、6月2日)近くになって、当社は near-term の半導体需要の著しい減退に見舞われた。

エンドユーザーである消費者市場(パソコン、スマホなど)が弱いことによるものだ。

Near the end of fiscal Q3, we saw a significant reduction in near-term industry bit demand, primarily
attributable to end demand weakness in consumer markets, including PC and smartphone.』

『市場環境が変化したので、当社はこれまでの供給成長軌道を減らすべく直ちに行動に移している。

Given the change in market conditions, we are taking immediate action to reduce our supply growth trajectory.』

これを受け30日夕方の時間外取引から1日にかけて、SOX(フィラデルフィア半導体株指数)は大幅安。

マイクロンと言えば、値動きの激しいDRAMなどのメモリー系半導体のマーケットで生き延びてきた会社。

現在DRAM市場では、1位のサムスン、2位のSKハイニックスに次ぎ、世界第3位につけています(『こちら』)。

生き馬の目を抜く半導体業界。

環境変化に素早く適応できるところのみが生き残れると言われています。

マーケット全体としてもインフレだけでなく景気後退リスクを強く意識するようになりました。

 

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