20代が活躍する企業を見極めよ
3月30日に放映されたカンブリア宮殿。
京セラの谷本秀夫社長は29歳の時にあるプロジェクトのリーダーを任されたと言います。
* * *
【以下『読んで分かるカンブリア宮殿』(『こちら』)より】
(引用;一部抜粋)
(京セラは)当時、鹿児島の工場でセラミックスの基盤を作っていたが、不良品が多く赤字を垂れ流していた。
谷本は製造LINEの改善を命じられたのだが、これが茨の道だった。
どうやって生産効率を上げるか。
谷本が目をつけたのは焼き上げの工程だった。
セラミックスの部品は焼くだけで30時間以上かかってしまう。
稲盛が生み出したやり方だが、ここを変えなければ赤字が解消できない。
谷本は新しい製造ラインの開発に取り掛かる。
しかしこのプロジェクトは難航した。
材料の配合を見直したが、うまく固まらない。
新しい炉も作ったが、1600度まで上げた熱さに耐えられず、中のローラーが壊れてしまったこともあった。
試行錯誤を3年続け、ついに谷本は新しい製造ラインを完成させた。
以前30時間かかっていた焼き上げ工程が3時間となり不良品率も改善した。 (引用終わり)
* * *
この重要なプロジェクトを任された時、谷本さんはまだ20代でした。
20代の若者が目を輝かせて生き生きと働いている企業は成長が期待できます。
しかし残念ながら「ここでは成長できない」とばかり、若者が諦め辞めていく職場も少なくありません。
そんなことを考えながら日経新聞(電子版)に記事を寄稿しました。
『20代が活躍する企業を見極めよ』
『こちら』です。
23日に発売となる日経ヴェリタス紙にも掲載されます。
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