NVIDIA GTC
3月18日~21日に開催されたNVIDIA のGTC(GPU Technology Conference)。
ファン会長の 基調講演(key note)だけでも見ておきたいと思っていたのですが、今日やっと時間が取れて最初から最後までを見ることが出来ました。
2時間を超えるプレゼンですが、英文の字幕もあり、一見の価値ありだと思います(『こちら』)。
忙しい方は最初の3分間の動画だけでもご覧になってみてください。
下図は昨年10月のNVIDIAのプレゼン資料で、今後のプロダクト・ロールアウト(製品投入計画)を示したものです。
H-200は今年の4-6月期にshipmentが始まる(『こちら』)とのこと。
現在のH100およびこれから出てくるH200はいずれも頭文字はHで、このHはGrace Hopper(1906~1992年。1959年にプログラミング言語COBOLを開発)から来ています。
Hの一世代前はA(Ampere)、さらにその前はV(Volta)といった開発コードネームがつけられていました。
さて今回のGTCでは、Hopperの次の世代、Blackwellが発表されました(下図)。
これは数学者のDavid Blackwellから取ったもの。
新しいGPUは、B100、GB200といった具合に、数字の前にBlackwellのBが付くことになります。
GPUの性能は、このようにどんどんと良くなりますが、NVIDIAの凄いところは、顧客と一緒になって、エコシステムを創り出しているところ。
TSMCは半導体のファンドリー(顧客が設計する半導体を製造する工場。製造専門の会社)として有名ですが、ファン会長は『NVIDIAはAIのファンドリーを目指す』と力説していました。
社内にはハードのエンジニアよりもソフトのエンジニアの方が多いといった声も聞こえてきます。
未来はもうすぐ、そこまで来ている・・。
動画の最初の3分間を見ただけでも、それを感じることが出来ると思います。
音楽はAI、AIVAが作曲したものです。
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