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2026年5月 6日 (水)

1999年のNECは量子ビットの研究で世界の3周先を走っていた!

たまたまYouTubeを見ていたら、ReHacQで大阪大学の藤井啓祐教授が量子コンピュータについて熱く語っていました(『こちら』)。
 
あまりに面白くて最後まで見切ってしまったのですが、その中で1990年代のNECのエピソードが出てきます。
 
藤井先生いわく、『1999年のNECは世界の3周先を走っていた』とのこと。

A_wafer_of_the_latest_dwave_quantum_comp

(A Wafer of the Latest D-Wave Quantum Computers; Wikimedia Commons; by FlickreviewR 2; licensed under cc-by-2.0; Aspargos)
 
そもそも、1999年に世界で初めて「超伝導量子ビット」の動作実証に成功したのは、

当時NECに在籍していた中村泰信氏(現・東京大学教授/理化学研究所センター長)と

蔡兆申(ツァイ・ズァオシェン)氏(現・東京理科大学教授/理化学研究所チームリーダー)らのチームとのこと。
 
日本では1990年代初頭にバブルが崩壊し、1998年には深刻な金融危機が到来。

閉塞感が漂っていたあの時代に、日本の民間企業の研究所が世界のトップランナーとして歴史に名を刻んでいた!

今のGoogleなどの躍進も、元を辿ればこの時の日本での発見が起点になっていた、ということかもしれません。

20年で逆転されたのであれば、次の20年で逆転できるかもしれない。
 
思わずAmazonで藤井先生の近著『教養としての量子コンピュータ』をポチってしまいました。

届くのが楽しみです。

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