スライディング・ドア
「あのとき、もし別の選択をしていたら」
そんな運命の分岐点を描いた映画がいくつかあります。
例えば、1998年の映画『スライディング・ドア(原題:Sliding Doors)』。
ロンドンの広告代理店で働く主人公ヘレン(グウィネス・パルトロー)が、解雇された直後に地下鉄に乗ろうとして、
「間に合った場合」と「乗り遅れた場合」。
その後の二つの並行する人生が交互に描かれていく物語です。
地下鉄に乗れたか否か。
それは日常生活において、誰にでも起こりうる些細な出来事です。
映画では、その小さな差が、後のキャリアや人間関係を変えていきます。
私たちは誰もが、こうした日常の小さな偶然から、人生を左右する重大な局面まで、数多くの「選択」を積み重ねて歩んでいるのかもしれません。
「あの時のことが、一つの切っ掛けとなった」
本日配信のYouTubeでは、私自身のそんなエピソードについてお話ししました(『こちら』)。
ところで、この記事を書きながら、久しぶりに『スライディング・ドア』を見返したくなりました。
ちょっとした選択や偶然で、人生は劇的に変わる。
しかしこの映画の秀逸なところは、(ネタバレになりますが)「結局、二つの運命が再び合流する(?)」ようなところにあります。
2つの違った道は全く違うプロセスを辿りますが、本質的な運命は、どんなに遠回りをしても、最終的には同じ場所にたどり着くー
そんなエンディングであった(と記憶しています)。
結局のところ、人生のルートは変わっても、行き先を決めるのはどれだけ「思い」を強く持っているのか、ということなのかもしれません。
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